障がい者の歯科治療 治療の流れ
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問診・病歴を聞き、口の中・あご・顔面を診察・検査する
病気の診断を行うための手掛かりを得ることを目的とし、問診・検査を丁寧に行います。当センターでは、お口の中・あご・顔面を中心に、これらの診療を行います。診断に応じて、病気を治すための具体的な治療方針を決めます。まずひとりひとりの患者様が抱えている障がいを正確に理解することが大切です。障がいの種類やその程度が異なれば、もともと持っている自然治癒力・抵抗力が異なり、治っていく過程が大きく異なります。ひとりひとりの患者様が抱える障がいに適した最適な治療方針を設定することが大切です。
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治療計画~治療
センターを構成する各専門歯科医(虫歯、歯周病、冠、入れ歯、抜歯、麻酔など)がそれぞれの専門的見地から治療方針を検討し、具体的に治療計画を立てます。患者様本人の生活や保護者・介助者の都合にも配慮した無理のない計画を立てます。 治療計画をもとに必要な専門診療分野の歯科医がチームを編成し相談・治療などにあたります。障がいのため歯科治療に対し心身のコントロールが困難な患者様には、笑気吸入・静脈内鎮静・全身麻酔などを併用し安心・安全を心掛けた治療を受けていただくことができます。
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「定期管理」~病気から回復したあと大切なこと
治療終了後は定期管理が必要です。定期管理には2つの目的があります。“病気の予防”と“早期発見・早期治療”です。“病気の予防”とは一旦治った病気が再発しないよう予防すると同時に、別の病気の発生を予防することです。何らかの異常が発生したら“早期発見・早期治療”することが大切です。このように「定期管理」とは歯科医師・患者本人・保護者がともに協力して健康を維持していくことです。
お問い合わせ(疾患ごとに連絡先が異なります。)
口唇口蓋裂治療
092-642-6450
092-642-6445
顎変形症治療
092-642-6460
障がい者の歯科治療
092-642-6465