当センターでは口唇・口蓋裂をはじめとする「口腔顎顔面先天異常の一貫治療」、顎変形症に対する「顎矯正治療」、さまざまな「障がいのある成人の歯科治療」を行ってます。各疾患に対し、小児歯科・スペシャルニーズ歯科や、矯正歯科、顎口腔外科や顔面口腔外科が中心となって治療を推進するとともに、小児科や耳鼻咽喉科、形成外科などの医科部門関係各科と連携をとり、円滑に治療を進めます。
ここでは、各疾患の治療内容・流れについてご紹介致します。
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口唇・口蓋裂治療(こうしんこうがいれつ)
唇や顎が割れた状態で生まれてくる先天的な口の病気で、日本人の約500人に1人の割合で生じるといわれています。この病気は適切な時期に専門医が適切な治療を行う(一貫治療)ことで良好な治療効果が得られます。
- 【主な手術】
- 口唇形成術/口蓋形成術/顎裂部骨移植手術/口唇鼻修正術
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顎変形症(がくへんけいしょう)
顎変形症とは、お口の中の歯の矯正治療だけではよいかみ合わせが獲得できず、外科手術(顎の骨を切断して骨の位置を変える手術)と矯正治療を併用して治療する必要がある場合のことです。
- 【主な手術】
- 下顎骨形成術/上顎骨形成術/仮骨延長術/骨移植術
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障がい者の歯科治療
様々な疾患のため歯科治療に対し心身のコントロールが困難であり、なかなかお近くの歯科医院では応急処置以上の対応が困難な場合が多くみられます。当センターの障がい者歯科診療部門では、そのような障がいをお持ちの成人患者様が安心して受診していただけます。
- 【主な治療法】
- 笑気吸入法/静脈内鎮静法/全身麻酔下での歯科治療
お問い合わせ(疾患ごとに連絡先が異なります。)
口唇口蓋裂治療
092-642-6450
092-642-6445
顎変形症治療
092-642-6460
障がい者の歯科治療
092-642-6465